学び方小学5〜6年

中学英語準備期

小学5〜6年生になると、論理的なことを理解できるようになり、英語の仕組みを体系的に学習できる時期に入ります。

「文法は中学で覚えたらよい」という考え方もありますが、中1の学習指導要領は、アルファベットからbe動詞、一般動詞、三人称単数、時制まで一気に進むハイスピード構成です。小学5〜6年生の間にbe動詞や一般動詞に慣れておくことで、英語の授業に余裕をもって臨むことができます。「5〜6年生で学ぶ英語は、中学準備期」と割り切って、お子さんにも学習として取り組んでもらうことが大切です。

小学5〜6年生にとっての「ジュニア入門コース1〜2 」

入門コースは、英語の基礎となるbe動詞と一般動詞に慣れるようにカリキュラムが組まれています。この時期は、Iならam、Youならareなど、主語によって使う動詞の形が変わるという特徴に体でも頭でも慣れておく必要があります。「英語の音に慣れる」「英語を発音する口に変えていく」ことに加え、ぜひ文法解説のナレーションをよく聞き、文法の考え方を体に染み込ませるように促してあげてください。もし、お子さんが入門コースはできているようなら、基本コースに進むのもおすすめです。基本コースには日本語を聞いて英作文をする機能があり、お子さんがさらに伸びるきっかけになります。

お子さんがやる気をもって英語を続けられるような工夫をしましょう。

1学ぶタイミングと回数、時間を決めましょう。

小学5年生くらいになると、自分で勉強する習慣がついているお子さんも出てきます。しかし、ほとんどは大人同様、続けられるように仕向ける必要があります。お子さんを巻き込んでタイミングと回数、時間を決め、アラームなどを活用しながら、学べる形を上手に作っていきしょう。

2ノートを作り、学習を「見える化」しましょう。

お子さん用のノートを作ってください。A5がおすすめです。学んだ日付とUNIT番号、目標や学んだこと、気づいたことをメモとして書かせるようにします。入門コースの文法の基礎を体系的に振り返ることができます。1回終わったら、親御さんがサインをして認めてあげましょう。

3音に慣れてから、アルファベットを正しく書けるようになりましょう。

英語の音に慣れるには、まず「アルファベットが発する音」を頭に叩き込むことが大切です。入門1では、音を聞いて再現することに集中させてください。入門2の最初に、改めてアルファベットを学ぶUNITが続きます。小学6年生になったら、アルファベットを大文字、小文字とも書いて学んでおくことをおすすめします。

4入門コースは、中学に入る前に一度は学んでおきましょう。

小学5〜6年のどちらで始めるにしても、入門コースの175のUNITは、卒業までに完了できるスケジュールを立てて学習させてください。6年生が学校へ行く日数は、200日程度。4月から毎日1UNITずつ学習すれば、完了することになります。大切なのは、時々学ぶことでも、まとめてやることでもありません。毎日5分、声を出す習慣をつけてあげてこそ、話せる英語、受験で役立つ英語、そして将来、使える英語を身につけることができます。

5キャラクターに興味をもったら、「なるほど!エージェント」へ。

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